第16戦 vs. あらたーず詳細レポ!!
前節ステルスに快勝し勝率5割まであと一つに迫って迎える第十六戦、対するは宿敵・あらたーず。今期ここまで2敗、通算でも10勝29敗2分の難敵との対戦。 APPR先攻のこの試合、1回裏に先発松田97が2つの四球で二死1.2塁のピンチを迎え、5番打者のタイムリーで二者生還して2点を追うゲーム展開。
0-2で迎えた3回表、この回 先頭谷口31が教科書通りのピッチャー返し・センター前ヒットで出塁すると松下3もライト前に痛烈に運ぶ連続ヒット。続く土井GM55の打球はセンター前への飛球、これを相 手センターが落球するも2塁フォースアウトで一死1.3塁。打順1番に返って松田97の遊ゴロが敵失を誘ってまず1点、二死後に3番福山00が放ったショート前への緩いゴロが同 点タイムリー内野安打となり2-2と試合を振り出しに戻す。
早々に同点に追い付き流れを引き寄せたかに見えたAPPRであったが直後の3回裏、連打で無死2.3塁のピンチからワイルドピッチで1点を失うと4番打者の痛烈なセカンドゴロ を前進守備の今野12がグラブに当てながら後逸するタイムリーエラー。更に2本のタイムリー等で4点を失い3回を終わって2-6。更に4回裏、松田97は先頭2番打者にスリー ベース、次打者にタイムリーで1点を失うと、2つの四球、牽制悪送球に内野失策、更には2つのフィルダースチョイスなどが重なり6失点。打者一巡した3番打者には再び2点タ イムリーを浴びてこの回一挙8点のビッグイニングとされてしまう。一度は同点に追い付きながら3・4回の集中攻撃で2-14の12点差に。
5回表、APPRも二死から1番松田97が上手く腕を畳んで内角球をレフト前に落とすヒットを放つと続く今野12もレフト前クリーンヒット、二死ながら1.3塁とチャンスを広げ て3番福山00に繋くが内角球に詰まらされて二飛となりこの回無失点。その裏、志願の続投となった松田97は不運な内野安打で1点を追加され、2-15。
13点を追う展開となったAPPRに対しあらたーずは6回から二番手投手にスイッチ。打順3巡目でタイミングが合い始めたところでタイプの異なる投手に切り替える流石の試合 巧者ぶりに6回表三者凡退。7回表谷口31がこの日2安打目を放つも無得点、8回表にも松田97も2本目の安打でチャンスを作るが後続なく反撃の糸口が掴めない。 先発松田97は7回裏にもマウンドに上がり気迫の投球でこの回を無失点に抑える。8回裏には二番手福山00が打たせて捕る投球で無失点に切り抜け追加点は許さず。
13点ビハインドで迎えた9回表、何とか意地を見せたいAPPRであったが川見10・藤田(新)が共に内野ゴロに倒れ二死、最後はシャープな打撃を見せる中井(助)が詰まらされ て二飛に打ち取られ三者凡退で2-15のままゲームセット。 初回に2点先行されるも3回表に3安打集中で2-2の同点に追い付き、一度はAPPRが主導権を握りかけた試合であったが直後の3イニングスで13失点。3回裏に5安打集中で4失 点、4回裏には被安打3本ながら3失策に加えて2つのフィルダースチョイスで一挙8失点。アウトが欲しい場面で確実に一つずつアウトを奪うことができなかったことが最大の敗 因となってしまった。
先発した松田97は予定を大幅に上回る7イニングスを投げ、8四球・被安打13に失策が重なり苦しい投球となったが、6・7回には走者を3塁に送られなが らも無失点に切り抜ける好投を見せた。8回裏をリリーフした福山00も1イニングを無失点のナイスピッチング。一方の打線は計9安打を放ちながら僅か2得点。あらたーずの二 投手が安定した制球力で共に無四球、更にあらたーず守備陣も僅か1失策と安打で走者を許しても得点はさせないディフェンス力の差を痛感。これで今期通算7勝9敗、対あら たーずは今期3戦3敗となった。宿敵・あらたーずとはシーズン最終戦での対戦が予定されており何とか最後に一矢報いたい。
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