第12戦 vs. NED詳細レポ!!
強豪NEDとの接戦を制し勢いに乗って迎える今期第十二戦は第十戦で17-12と敗れているCheeseとの今期二度目の対戦。この試合では、北欧支部から復帰し二年四か月ぶりの参戦となる牧之瀬元30、約一年振りの参戦となる小林6が復帰。更に前田選手を助っ人に迎え必勝態勢。
Cheeseへのリベンジを期して先発マウンドに上がった福山00だったが1回表、安打と四球で走者を許し4番打者に完璧な2点適時二塁打を浴びて2点を先行される。2回表にも一死2.3塁のピンチを迎えるが、ここはライト藤田(新)の好守による併殺で切り抜ける。しかし3回表に四球・失策・犠飛で1点、4回表にも四球と失策で1点とノーヒットで失点を重ね4回表までに4失点。
一方のAPPR打線、前節は相手打線を上回る16安打を放ちながらも敗れた悔しさをバネに相手先発投手に立ち向かうが2回までノーヒット、3回裏に前田(助)がレフト前に鮮やかなクリーンヒットを飛ばすが後続の牧之瀬元30、小林6が倒れてこの回も無得点。5回終了時点で4-0と劣勢ではあるものの十分追い付ける試合展開。
6回表から福山をリリーフしマウンドに上がった前田(助)はいきなり二者連続三振を奪う快投、失策と四球で走者を許すも後続を断って無失点。しかし続く7回表、クリーン ナップに3連打を浴びて1点を失うと、更に四球と2安打で3点を追加されこの回4失点。8-0とリードを拡げられる。
何とか反撃のきっかけを掴みたいAPPRだが、相手先発投手の変化球を中心としながらも時折内角を衝く快速球を織り交ぜた緩急自在の投球に凡打の山を築く展開。初回以降は3塁を踏むことすらできず、試合は8-0のまま最終回の攻防を迎える。
9回表には開幕戦以来今期二度目の登板となる松下3がマウンドへ。新フォームでストレートに磨きをかけた松下3は先頭に内野失策で出塁を許すも直後に牽制で走者を刺し、次打者も平凡なレフトフライに仕留めてあっさり二死を奪う。しかしここから二者連続四球を与えると次打者から三振を奪いながらも痛恨の振り逃げを許してしまい1失点。これでリズムを乱したか次打者に四球を与えて二死満塁とすると、続くここまで4安打3打点の相手4番打者をピッチャーフライに打ち取りながらこれを自らが落球する失策で2点目。ここから3連続押し出し四死球、更にこの回2つ目の三振振り逃げなどで結局打者13人に対して被安打0ながら一挙7失点。15-0と完全なワンサイド展開となった9回裏、相手先発投手に西岡(新)、松下3、牧之瀬元30が立ち向かうもこの回も三者凡退。
結局APPRの安打は3回裏に前田(助)が放った レフト前ヒット1本のみと完璧に抑え込まれ、昨年10月のD-MAX杯での対あらたーず戦以来の完封負けとなった。 先発福山00は5回を投げて被安打5・自責点2、課題であった制球面でも与四死球4とイニング数以下に抑えるまずまずの投球。二番手前田(助)は安定したコントロールでリズム良い投球を見せるもCheeseクリーンナップに捕まり4失点、最終回に登板した松下3は二死を奪うまで素晴らしい投球であったがそこから突如制球を乱してしまい失策・振り逃げなども絡んでノーヒットながら7失点と悔やまれるマウンドとなった。攻撃面では前田(助)の1安打が辛うじてノーヒットノーランを阻止する結果となったが、相手先発の投球パターンを見極めて狙い球を絞るどチームとしての戦術的な攻撃を意識する必要ありと痛感させられる展開の試合であった。 これで今期通算5勝7敗、前節あと一つまで詰めた借金が再び2に拡大。次節以降、勝率5割・シーズン勝ち越しに繋がるよう勝利にこだわって行きたい。
3回裏一死、助っ人前田(助)がチーム唯一の安打となるレ フト前ヒットを放ち、ノーヒットノーランを阻止。
前節で初勝利投手となった福山00は5イニングスを自責点 2に抑えるが、打線の援護なく2度目の敗戦投手に。
約一年振り参戦となった小林6と約二年四か月振りでAPPR 北欧支部からにAPPR本部に復帰した牧之瀬30。
0コメント