APPR 第6戦 vsドラフターズ
強豪NEDに大敗を喫した前節から約二カ月振りで迎えるAPPR2022第六戦は社内チームヤマハドラフターズとの対戦。過去戦績は17勝7敗1分(2008年以降)と勝ち越しており、何とかこの試合で今期初勝利を狙いたい大事な一戦。前節に続き永田英(助)が参戦、更に尾中4/山本69の同期・谷選手(新)も初参加となり10名体制で試合開始。 初回、先攻APPRは二死から松田97が敵失で出塁するも期待の4番永田英(助)が左飛に倒れ無得点。その裏、ドラフターズ1番打者がいきなり左中間への先頭打者ホームラン!。更に2番右翼線二塁打、3番中越え二塁打、4番左前安打と先頭からの4連打でAPPR先発・尾中4から一挙3点を奪う。 いきなりの3失点で苦しい立ち上がりとなった尾中4だったが、2回裏を三者凡退、3回裏には無死2.3塁のピンチから何と三奪三振で無失点に切り抜ける好投を見せる。 その直後の4回表、この回先頭の尾中4が四球で出塁してワイルドピッチで2塁に進み、松田97の進塁打で一死3塁として4番永田英(助)の内野ゴロの間に1点を返す。更に5番福山00がレフトへ痛烈なライナーを放つがこれを相手レフトがダイビングキャッチ!左翼線へ向かって切れて行く難しい打球を見事なファイプレイで追加点ならず。
その裏、一死1塁から相手9番打者が1.2塁間を破るがこの打球をライト堀尾25がキャッチしてすぐさまファーストへ送球、見事ライトゴロを完成!ファインプレイ返しで盛り上がるAPPRであったが、次打者にレフト前タイムリーヒットを浴びて1点を追加され1‐4と点差は再び3点に拡大。 しかし直後の5回表、APPRは松下3四球・奈良17敵失で一死1.2塁のチャンスを作ると、先程好守を見せた堀尾25が内角低目を上手くバットに乗せて振りぬいた打球はグングン伸びてレフトオーバーとなる適時エンタイトルツーベース!あとひと伸びであわや柵越えHRという会心の一打で1点を返して2‐4とする。 6回は両軍無得点、2点差で迎えた7回表松下3四球・堀尾25死球で一死1.2塁のチャンスで谷(新)が打席に。前の打席で力強い内野ゴロを放っており初安打が期待されたがここは惜しくも投ゴロ3塁封殺で二死1.2塁。チャンス潰えたかに見えたが1番今野12が三遊間真っ二つのクリーンヒットを放つと2塁走者堀尾25が一気に3塁を蹴って本塁突入、気迫のヘッドスライディングで見事3点目のホームイン!遂に1点差に迫る。 7回裏、3‐4となった場面で第四節に続いて二度目のマウンドとなる山本69が登板。山本69は先頭打者を内野ゴロに打ち取るが2四死球と2安打などで2失点、再び3点差に。 しかし直後の8回表、APPR打線が猛反撃。相手三番手投手に対し先頭松田97が敵失で出塁すると、4番永田英(助)・5番福山00連続四球で無死満塁。ここで投手として2失点を喫した山本69が意地を見せ、センター前にタイムリーヒットを放ってまず1点。続く松下3のライトへの大きな打球を相手ライトが追いつきながら落球、更に返球が逸れる間に永田英(助)に続いて福山00も生還し一気に6‐6の同点に追い付く。こうなると押せ押せムード、奈良17四球で再び満塁とし堀尾25の押出し四球でこの回4点目、谷(新)はファウルで粘るも三邪飛で一死となった後、今野12も押出し死球でこの回一挙5点を奪って8‐6と大逆転に成功。
遂に試合をひっくり返したAPPR、勢いに乗って山本69は8回裏を無失点に抑え試合は最終回へ。更にAPPRの勢いは続く。9回表一死から5番福山00がフルスイングした打球は高々と舞い上がり、長い滞空時間を経てレフト柵越えとなるAPPR2022第一号ソロホームラン!2019年、福山00がデビュー戦初打席初球ホームランの快挙を成し遂げた同じ対戦相手・同じ球場での会心の一撃、この場面で再びチームの今期初勝利を手繰り寄せる貴重な追加点となった。 福山00のソロホームランで9‐6とリードを3点に広げ意気揚々と9回裏3イニングス目のマウンドに上がった山本69、しかしいきなり先頭打者に四球を与えてしまう。更に打順が上位に返り1番・2番と連続四球で無死満塁の大ピンチ。3点リードはあるものの1塁走者を返すわけには行かない場面、前進守備で臨むAPPRに対し3番打者は完全に力んでミスショット、ピッチャー前に緩いゴロが転がりホームゲッツー!…と思ったその瞬間ピッチャー山本69が転倒、慌ててボールを拾うが崩れた体制のまま本塁へ投じた送球はハーフバウンドでキャッチャー福山の横をすり抜ける悪送球となってまさかの二者生還。更に次打者に四球を与え再び無死満塁とされた山本69、今度はストライクを取りに行ったど真ん中を5番打者にレフト前に運ばれ9‐9と土壇場で同点に追い付かれて尚も無死満塁とサヨナラの大ピンチ。ここでAPPRはファーストの松田97を急遽マウンドに送る。松田97はこの大ピンチにも動じることなく次打者を投ゴロ本塁封殺に仕留め一死。続く7番打者も何とか当てるのが精一杯というスイングで力なくライトの前にフラフラと上がった飛球、これで二死…と思った瞬間、今度はライト堀尾25が構えたグラブをこの打球がすり抜けポトリと右翼グラウンドに。何とサヨナラタイムリーエラーとなってしまいこの瞬間9‐10でゲームセット。これで今期は第二節の引き分けを挟んで5敗1分と又しても初勝利を手にすることはできなかった。 初回に3失点で始まった苦しい展開の試合は1点ずつ着実に得点を重ね、終盤一気に追い付き追い越す理想的な展開。最終回にはダメ押しとも思える福山00のHRもありようやく今期初勝利が見えた矢先の悪夢のような最終回の逆転サヨナラ負け。最終回に守備のミスが重なりまさかの逆転を許した試合であったが、要所でのタイムリーあり、8回には相手投手の制球難に乗じて一挙5点を奪う猛攻を見せるなど勝利まであと一歩まで迫ったナイスゲーム。次節こそは今期初勝利を。
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