第11戦 vs Drafters

 APPR2021後半戦スタート、最初の相手は緊急事態宣言に伴い8月から延期となっていた社内チーム・ヤマハドラフターズ。2008年以降の通算戦績は17勝7敗。 APPR先発マウンドには第八節、第九節と二試合連続完投中の尾中4。初回を危なげなく三者凡退に仕留めるが、二回表一死から連打を浴び次打者に四球を与えて一死満塁のピンチ。しかしここから次打者を投ゴロで二死とすると9番打者も内野フライに打ち取り無失点で切り抜けるナイスピッチング。 一方のAPPR打線も初回三者凡退、二回裏に4番尾崎45がチーム初安打で出塁も続く前田(助)がまさかのダブルプレー。チャンス潰えたかに見えたが二死から藤田88がしぶとく三遊間にチーム二本目となる安打を放つと、谷口31・松下3連続四球で先制のチャンス…からの9番奈良17空振り三振で無得点。 先発尾中4は3回表サード山本69の好守もあり三者凡退、4回表に内野失策と四球、更にダブルスチールで一死2.3塁のピンチを迎えるが見事に後続を断って無失点。 その裏、相手二番手投手から2番今野12が四球で出塁し即二盗を決めると3番山本69の進塁打で一死3塁と再び先制のチャンス。しかし期待の4番尾崎45はファーストゴロ、続く前田(助)もセンターフライに倒れて先制ならず。両チーム共に走者を出しながらも要所で投手陣が踏ん張る見応えある投手戦となり4回を終わって0-0。  両軍無得点で迎えた5回表、尾中4はこの回先頭打者に死球を与えると続く1番打者に広く空いた1.2塁間を破る安打を浴びて無死1.2塁。更にここまで2三振の2番打者に痛恨の四球を与え無死満塁のピンチを迎えると、3番打者に完璧に捉えられた打球はライナーでレフト前に弾むタイムリーヒット。1-0となって更に無死満塁のピンチが続くが、ここから次打者をピッチャーゴロで本塁封殺、後続もフライアウト2つに仕留めて最少失点で切り抜ける。 1点リードを許したAPPRは5回裏に谷口31四球、松下3敵失で一死1.2塁と一打同点のチャンス…からの奈良17がまさかのセカンドゴロ併殺で無得点。更に続く6回裏にも砂田34四球、牧之瀬ex30敵失で無死1.3塁として上位打線を迎えるが、尾中4・今野12・山本69がいずれも走者を進めることなく凡退しここでも得点できず。 相手のミスでチャンスは作るもあと一本が出ない苦しい展開が続く。7回表にも二死満塁のピンチをライト奈良17の好守で無失点に切り抜けて迎えた7回裏ついに反撃。 一死から四球で出塁の尾崎45を1塁に置いて5番前田(助)が相手三番手投手から左中間最深部に飛び込む逆転2ランホームラン!相手バッテリーがストライクを取りに来たところを完璧に捉えた打球は今期チーム第3号、2014年佐々木9=当時(助)、2015年石井選手に続くAPPR史上三人目となる助っ人柵越えホームランとなった。  8回表に一死3塁のピンチを無失点に抑えた一方、8回裏APPRも牧之瀬ex30中前安打でチャンスを作るが後続なく両チーム無得点、1-2と1点差のまま最終回に突入。 9回表、尾中4はこの回先頭4番打者に右中間へのツーベースを浴びると、続く5番打者も痛烈にセンターへ弾き返す。この打球を名手センター尾崎45がファンブルする間に2塁走者が生還し2-2同点。更に四球と盗塁などで一死2.3塁と逆転のピンチを迎え、8番打者に鋭いスライダーで完璧にタイミングを外しながらも左手一本でセンター前に運ばれてしまい3-2と逆転を許す。更に四球で二死1.2塁から1番打者がライト右へ鋭いライナー、ライト奈良17が辛うじてワンバウンドでこの打球を止めようとするもその勢いを止められず2塁走者が還ってこの回3点目。1点のリードで迎えた最終回に集中打で逆転を許し且つ2点のリードを奪われる苦しい展開に。 しかし2点を追う9回裏に劇的な展開が待っていた。この回先頭山本69がショートフライに倒れて一死から、4番尾崎45が会心の一撃!打った瞬間それと判る美しい弾道で舞い上がった打球は相手ライトの頭上を遥かに超える右翼柵越えソロホームラン!尾崎45自身今期第二号となる値千金の一発で1点差に迫る。こうなると前打席で左中間へホームランを放った前田(助)に同点ホームランの期待が掛かる…が、ここで想い描いた通りの結果にはならないのが草野球。ところが3ボール1ストライクで迎えた5球目、狙い澄まして振り抜いた打球はレフトが一歩も動かない大飛球!左翼ポールを巻いて公園駐車場中央部に着弾する特大の同点ソロホームラン!!奇跡の二者連続ホームランで一気に同点に追い付く。更に続く谷口31がこの日3つ目の四球で出塁、松下3倒れて二死1塁から奈良17がここまでの鬱憤を晴らすかのような左中間へのヒットで繋いで二死1.3塁。一打逆転サヨナラの場面で打席に立った砂田34が叩きつけた打球は相手サードが上手くショートバウンドを捕球して1塁送球、惜しくもサヨナラならず4-4同点のままゲームセット。 勝利投手:  序盤4回までは共に無得点の投手戦、5回に先制を許すも前田(助)のツーランホームランで逆転。しかし最終回に一挙3点を奪われて逆に2点を追って迎えた9回裏、尾崎45・前田(助)奇跡の二者連続ホームランで追いつき、対ヤマハドラフターズ戦では2008年以降通算25度目の対戦で初の引き分けとなった。打線は計7安打と四人の投手を繰り出す相手バッテリーに抑え込まれたが、3本のホームランで4得点。一方、尾中4は自責点3で9イニングス完投と素晴らしいピッチングを見せたが最終回の3失点で惜しくも勝利投手を逃した。後半戦初戦を引き分けとし、今期通算戦績は2勝7敗1分け。次節こそ久々の勝利を目指したい。 

AP PISTON RODS

静岡県浜松市で活動中の草野球チームです!試合のブッキングお待ちしております!

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