2020年度 第9戦 vs. MOLD

 2勝5敗1分けで迎えるAPPR2020第9戦は、過去戦績10勝9敗と一つ勝ち越してはいるものの、一試合平均失点が10.5点という強力打線を誇るMOLDとの今期初対戦。APPRは前節Cheese戦で4回10失点・自責点8と悔しい結果となった尾中4が二戦連続先発登板。初回、一死2.3塁のピンチを無失点で切り抜けると2回表は三者凡退とまずまずの立ち上がり。しかし3回表、振り逃げ等で二死2.3塁から相手2番打者が意表を突く二死からのセーフティースクイズバント、内野連携噛み合わず1点先制を許す。

 一方のAPPR打線、3回まで相手先発の緩急を使った投球に狙いを絞り切れず無得点に抑え込まれるが4回裏、四球で出塁した1番香田1と3番武田30との間で見事なヒットエンドランが決まり二死ながら1.3塁のチャンス。4番川見10を迎えた場面、相手投手の1塁牽制悪送球で三走香田1が生還し1-1同点に追い付く。 続く5回裏、この回先頭今野12がレフトオーバーの二塁打でチャンスメイクすると続く松好8も右中間を破る適時二塁打で今野12が生還、二者連続ツーベースで1-2と逆転に成功。キャプテン奈良17は投ゴロに倒れるが、ここから尾中4が左前打で繋ぐと、続く藤田88も三遊間を鋭く破るタイムリーヒット、更に松下3もセンター前にクリーンヒットを飛ばすと三走尾中4に続いて二走藤田88も好判断で本塁突入し2点タイムリーとする。この回5安打集中で一挙4点を奪い試合の主導権を握った。先発尾中4は6回表MOLD上位打線を三者凡退に仕留めて6イニングスを1安打1失点自責点0のナイスピッチング。7回表には二番手として尾崎45が登板、新ピッチングフォームでMOLD打線を翻弄した尾崎45は7回表を無失点に抑える。 その裏、APPRは敵失で掴んだチャンスに尾崎45がタイムリー内野安打を放って1点を追加、1-6と尾崎45は自らの打点でリードを拡大する。

 完全にAPPRの流れとなった試合であったが8回表、下位打線に対してエラーと四球で無死1.3塁のピンチを迎えると11番打者に右前適時打を許しまず1点。上位打線に返って1番打者左前安打で無死満塁から2番打者に右前適時打、更に3番打者には押し出し四球を与えてしまいこの回3失点。後続を断って追加点は防ぐも4-6と2点差に。8回裏APPRは尾中4が四球で出塁するも無得点。2点差のまま迎えた9回表、尾崎45は危なげなく二死を奪うがここまでノーヒットの8番打者にレフト柵越えソロホームランを浴びて5-6と遂に1点差に迫られる。次打者も左中間ヒットゾーンへ鋭いライナーをへ弾き返すが、レフトのキャプテン奈良17が相手打者の打球方向を読んだ素晴らしいポジショニングでこのヒット性の打球をキャッチし1点差でゲームセット。

 この試合、先発尾中4は6イニングスをバントヒット1本のみに抑え込み、前節のリベンジを見事に果たして今期2勝目。二番手尾崎45は新フォームで制球力を高めたことが結果的に相手打線に狙い球を絞った攻撃を許し終盤に失点、しかしながら最後はキャプテン奈良17の好守にも助けられ何とかチームを勝利に導くことができた。打線は1点を追う4回裏二死からのヒットエンドランと敵失で同点に追い付くと、続く5回裏には5安打集中で一挙4点を奪う猛攻。7回裏には敵失に乗じて尾崎45の適時内野安打で1点を追加し結果的にこれが決勝点。6得点の内5点までがタイムリーヒットによる打点、チャンスを着実に得点に結びつける戦い方が出来ていたと言えよう。前節、難敵Cheeseに対し最大5点差を追い付きドローに持ち込んだ勢いで強打のMOLDに打ち勝ったナイスゲーム。これで今期通算戦績を3勝5敗1分けとした。

AP PISTON RODS

静岡県浜松市で活動中の草野球チームです!試合のブッキングお待ちしております!

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