2020年度 第8戦 vs. Cheese
前節新鋭チームももクロZに惜敗を喫し2勝5敗で迎えるAPPR2020第8戦は2018年の初対戦以来ここまで7戦全敗、未勝利の難敵Cheeseとの今期3度目の対戦。
初回、APPR先発尾中4は失策絡みで1点を失うがその裏APPRも即座に反撃。先頭香田1が二塁打で出塁すると打撃絶好調の2番中井32が右前打で続き即二盗を決めて無死2.3塁。続く武田30は捕邪飛に倒れるも4番松好8が右前タイムリーヒットを放ち1-1同点。更に続く川見10のセンター犠牲フライで1点を追加し逆転に成功。
勢いに乗るAPPRは続く2回裏、中前打で出塁のキャプテン奈良17を1塁に置いて松田97がインハイをフルスイング、打った瞬間それと判る豪快な一撃は安間川球場の右翼フェンスを越える2ランホームラン!松田97自身初となる柵越えの一発で2点を追加し2回を終わって1-4とAPPRが3点をリード。
しかし3回表、二巡目のCheese打線は一死2塁からクリーンアップ三連打で一挙3得点を奪って同点とすると6番打者にも四連打となる逆転打が飛び出しこの回計4点。
一方のAPPRも直後の3回裏、二死無走者からAPPR不動のリードオフマン香田1がコンパクトに振り抜いた打球は低いライナーでレフトフェンスオーバー!自身4年振りとなる柵越えソロホームランで5-5と再び同点、難敵Cheesに対し取られた取り返す展開で食らいつくAPPR。
ところが続く4回表にはガラスの右腕・尾中4が制球を乱し先頭から4連続四死球を与えてしまいまず1点、後続に犠牲フライ、四球・失策絡みで更に追加点を許すと、6番打者に再びレフトオーバーのタイムリーを浴びこの回5失点。序盤3回まで5-5と完全に互角の戦いであったが、この回の大量失点で10-5と5点を追う展開に。 勿論、『八度目の正直』を目指すAPPRは諦めてはいない。5回表に二番手で登板した松田97が2三振を含む三者凡退の好投を見せるとその裏、先頭キャプテン奈良17が内野安打で出塁、松田97も敵失で続き、尾中4が四球で繋いで無死満塁から砂田(新)内野ゴロの間にまず1点。青嶋15がしぶとく四球を選んで再び満塁とすると谷口31が左前タイムリーヒット、更に松下3の内野ゴロで1点を加えてこの回3得点。5回を終わって10-8とビハインドながら試合の流れはAPPRに傾きつつある。
6回表に松田97が失策/四球でピンチを招きながらも好調Cheese中軸打線を無失点に抑えて迎えた6回裏、先頭中井32が中前安打、武田30の左飛が敵失を誘って無死1.2塁。4番松好8は捕飛に倒れるも5番川見10が際どいコースを見極めて四球を選び一死満塁とし、6番今野12が三遊間を破るタイムリーヒットを放って10-9、遂に1点差。 7回表からは今期ここまで30イニングスを投げて防御率2.93と抜群の安定感を誇る松好8が登板。7・8回をきっちり無失点で抑え込むと8回裏、一死から松下3がライトへ痛烈なヒットを放ち出塁。ここで松好8監督がスチールのサイン…見事に松下3が自らの持つ最年長記録を更新する盗塁を決めて一死2塁とする。同点のお膳立て揃って迎える1番香田1に期待がかかるが相手二番手投手も渾身の投球で三振を奪う。二死2塁となるがここまで2安打の中井32がやや詰まりながらも右前にしぶとく落とすヒットを放つと、2塁から松下3が一気にホームイン!目下首位打者の中井32のタイムリー、レジェンド松下3の激走で8回裏にようやく10-10の同点に追い付く。 9回表も松好8がCheese下位打線を三者凡退に仕留める快投を演じて迎えた9回裏、APPRとしてはサヨナラ勝ちに期待が掛かる。4番松好8が内野ゴロに倒れて一死から、5番川見10が相手二番手の速球をジャストミート!『劇的サヨナラホームラン』と誰もが思ったこの大飛球であったが、突如フェンス手前で失速し結果はレフトフライ。続く今野12もセンター前に落ちるかというヒット性の打球を放つがこれも相手ショートが後ろ向きになりながらスーパーキャッチしてサヨナラならず。
今年6月の対戦時も9回裏同点に追い付き延長の末に敗れているがこれでCheese戦は今期二度目の延長戦に突入。10回表、再び強打の上位打線を迎えるCheeseに対して続投の松好8は失策で走者を許しながらも後続を断って無失点。改めてサヨナラ勝ちを狙ってAPPR打線が立ち向かうが先頭奈良17右飛、松田97二ゴロで二死。しかしここから尾中4がセンター前クリーンヒットを放つと、砂田(新)が四球で繋いで二死1.2塁と一打サヨナラの場面を迎える。相手投手もここは全力投球、打席の青嶋15を2球で追い込むと3球目には鋭い変化球、青嶋15が辛うじてファウルとするが4球目は一転高目のストレート、青嶋15のバットが空を切り10-10でドローとなった。
通算八度目となったCheeseとの対戦。結果として今回も勝利することはできなかったが、序盤の点の取り合いから一時は5点差を付けられながら終盤に追い付いてドローに持ち込んだナイスゲーム。先発尾中4は2回まで素晴らしい投球内容であったが二巡目となった3回にクリーンナップに捕まり、4回には制球の乱れから大量失点。しかし二番手松田97が2イニングス、三番手の松好8は延長戦を含めて4イニングを共に無失点に抑え込むナイスピッチングで5回以降は得点を許さず。攻撃面では先制された直後の初回に松好8適時打、川見10犠飛で同点とし、松田97・香田1のホームランで難敵Cheeseと互角の展開に持ち込んだ。更に5点差となった後も5回に谷口31のタイムリー等で2点差とし、6回今野12タイムリー、そして8回には中井32タイムリー&松下3好走塁で同点に追い付く素晴らしい粘りの攻撃を見せることができた。結果としては今回も勝利には至らずであったが勝利まであと一歩まで近づいた。今期残り試合は全て対戦相手チームが決定、Cheese戦初勝利は持ち越しとなったが来シーズンの大きなテーマとして取り組みたい。
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