2020年度 第4戦 vs. Cheese

 前節で宿敵・あらたーずを撃破し今期初勝利を挙げて臨む第四戦は過去6度の対戦で0勝6敗、今期第二戦で延長戦の末に敗れている難敵・Cheeseとの今期二度目の対戦。先攻APPRは1番武田30が敵失で出塁し即二盗を決めて先制のチャンスを作るが、次打者奈良17の打席での相手捕手の頭脳的な牽制に刺されてしまい結局無得点。

 その裏APPR先発松田97は内野失策と四球・野選で1点を失うと、5番打者にもセンター前にタイムリーヒットを許し2点目、更に二死から失策絡みで2点を追加されてしまう。松田97は自責点0ながら守備の綻びから難敵・Cheeseを相手に初回4失点と苦しい展開。しかし、松田97は2回・3回と走者を許しながらも後続を断って無失点に切り抜ける。

 松田97を援護したいAPPR打線、前節までの上位打線の不振から大幅に打順を組み替えて臨んだ試合であったが相手先発の大きく曲がり落ちるスライダーに内野ゴロの山を築くと、Cheese内野陣の好守もあって2回表から4回表までの3イニングス9人がパーフェクトに抑え込まれる。 4点差のままで迎えた4回裏、松田97はこの回先頭打者に安打で出塁を許すと何とここからAPPR内野陣が3連続失策!3点を追加されなお無死3塁から4番打者にセンター前タイムリーヒットで4点目、続く5番打者には左翼ネット越えの2ランホームランを浴びてこの回一挙6失点。再び内野守備の乱れに乗じた集中打で大量失点、ついに0-10と10点差。

 しかし直後の5回表、APPRもようやく反撃。二死無走者から3番中井32がチーム初安打となるセンター前ヒットで出塁、4番藤田88が四球で繋いで二死1.2塁から5番青嶋15が内角球を詰まりながらもサード後方レフト線に落とすタイムリーヒット!2塁から中井32が好走塁で生還してようやく1点を返して1-10とする。

 その裏、二死1塁の場面でこれまで大量失点ながら自責点0の力投を続けてきた松田97が指先負傷するアクシデント、急遽前節9回完投勝利を挙げた松好8が緊急登板。松好8はこの厳しい場面での登板にもかかわらず強打の3番打者を遊ゴロに仕留めてこの回無失点。続く6回裏も続投の松好8は1点を失うも後続を併殺に仕留めてピンチを切り抜ける。

 7回裏からは前回対戦時1イニング限定スターターで好投を見せた武田30が登板、いきなり連続四球を与えてピンチを招き4番打者の犠飛で1点を失うが後続を抑えると、続く8回裏にも2四球で二死2.3塁のピンチを迎えるが相手2番打者を二ゴロに打ち取ってこの回は無失点。1-12の11点差でAPPR最終回の攻撃を迎える。

 6回表からCheese二番手として登板した投手の前に3イニングスを香田1の安打以外パーフェクトに抑え込まれていたAPPR打線、最後の攻撃となる9回表先頭4番藤田88が敵失で出塁し続く青嶋15の遊ゴロの間に好走塁で3塁まで進む。しかし三走藤田88は続く西岡53の遊ゴロで飛び出してしまい本塁憤死となって二死1塁。一矢報いたいAPPR打線、続く松田97がバット一閃!理想的な角度で上がった打球はライトポール際ネットを直撃!あわや2ランホームランかという素晴らしい打球であったが当たりが良すぎて記録はシングルヒット。二死ながら1.2塁と得点圏に走者を進めると、続く香田1が緩球を上手く右方向に押し込むバッティングで右中間を破るタイムリーツーベース!何とか1点を返して2-12とするが、続く今野12が遊飛に打ち取られ反撃は1点止まり。またしても10点差で敗戦、これで対Cheese戦は昨年の初対戦から勝ち星なしの7連敗となってしまった。

 宿敵・あらたーずに競り勝った前節の勢いでCheese戦初勝利を狙って臨んだこの試合、6つの失策・野選・四死球等が失点に繋がり2-12の大敗。先発松田97は10失点ながら記録上自責点は0。緊急登板となった松好8、終盤2イニングスを投げた武田30も強打のCheese打線を最少失点に抑えており、ディフェンスのミスがなければ十分に勝機を見出すことのできる好投だっただけに序盤の拙守が悔やまれる。打線も大幅に打順を入れ替えて臨んだがCheeseのタイプの異なる二投手の継投に対応できず5安打2得点、三者凡退が5イニングスと厳しい結果となった。その中でも5回表・9回表、青嶋15・香田1のタイムリーは共に二死からの価値ある打点。苦しい試合展開の中でも1点に固執するAPPR野球を辛うじて見せられた場面と言えよう。これで例年より2か月遅れでスタートした今期前半戦は1勝3敗と3つの負け越し、後半戦での早期巻き返しを図りたい。

AP PISTON RODS

静岡県浜松市で活動中の草野球チームです!試合のブッキングお待ちしております!

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